平成14年版 情報通信白書

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第3章 情報通信政策の動向

17 標準時配信・時刻認証サービス

−信頼できる時刻の重要性

 近年のインターネットの急速な普及により、インターネット上における商取引や各種行政手続等が実現し、国民生活の利便性の向上をもたらしている。このような状況の中で、ネットワーク上において行われた取引や手続等の時刻を正確に把握したり、第三者に証明すること等が必要になってきている。特に標準時の配信や時刻認証サービスなどの高度化やセキュリティの向上を図るためには、正確な時刻を配信・認証するための技術の研究開発を早急に推進することが重要である。
 これらの現状を踏まえ、総務省では平成14年1月より「標準時配信・時刻認証サービスの研究開発に関する研究会」を開催している。同研究会では、1)タイムビジネスを巡る内外の動向、2)タイムビジネス及びその利活用の将来イメージ、3)研究開発課題・標準化課題等の抽出、4)タイムビジネスによる社会的・経済的効果、5)タイムビジネスの推進方策について検討を行い、平成14年6月に報告書を取りまとめることとしている。

 
図表 タイムビジネスの利用イメージ
図表 タイムビジネスの利用イメージ

 
参考:「標準時配信・時刻認証サービスの研究開発に関する研究会」報告書
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