(8)携帯電話 −加入契約数は引き続き増加するものの増加ペースが鈍化  平成13年度末における携帯電話の加入契約数は、6,912万契約(対前年度比13.4%増)である。携帯電話の加入契約数は平成8年度から12年度にかけて年間約1,000万契約のペースで増加していたが、平成13年度は約800万契約の増加となっており、増加のペースがやや鈍化している。なお、携帯電話加入契約数に占めるNCCのシェアは41.0%(対前年同期比0.1ポイント減)となっている(図表1))。  また、携帯電話の普及状況について都道府県別にみると(注)、東京都(人口100人当たり79.8台)が最も高く、次いで愛知県(同69.2台)、大阪府(同66.5台)となっており、いずれも人口100人当たり60台を超えている。さらに、人口100人当たりの普及台数が40台未満の都道府県は、平成12年度末には13県あったが、平成13年度末には2県となっており、地域における携帯電話の普及底上げが図られていることがうかがえる(図表2))。  さらに、平成13年10月よりNTTドコモが首都圏でIMT-2000の本格サービスを開始しており、平成15年3月までに全国展開を予定している。また、平成14年4月からはKDDIグループがサービスを開始し、平成14年12月にはJ-フォンが本格サービスを開始する予定となっている。 図表1) 携帯電話の加入契約数の推移 図表2) 携帯電話の都道府県別普及状況(平成13年度末) (注)携帯電話の都道府県別普及状況については、資料4参照