平成15年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

2 企業の情報化

(1)企業の概況

企業規模によるインターネット利用率の格差がほぼ解消

1 企業におけるインターネット利用状況

 企業(常雇従業者規模100人以上)のインターネット利用率は年々上昇しており、平成14年末では96.1%(対前年比1.6ポイント増)の企業がインターネットに接続している。従業員数100〜299人と比較的小さな企業においても95.1%(対前年比1.9ポイント増)の利用率となっており、企業規模による格差もほとんど解消している(図表1))。

 
図表1) 企業におけるインターネット利用率の推移

図表1) 企業におけるインターネット利用率の推移
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2 産業別ホームページ開設率

 平成14年末において、全企業の80.0%がホームページを開設している。産業別に比較すると、金融・保険業の91.7%がホームページを開設しているのに対し、運輸業・通信業は64.2%にとどまる(図表2))。

 
図表2) 産業別ホームページ開設率

図表2) 産業別ホームページ開設率
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3 CIOの設置状況

 平成14年末において、専任のCIO(Chief Information Officer:経営戦略と情報通信戦略を統括・調整する役員)を設置している企業は全企業の3.2%である。兼任も含めると22.0%の企業がCIOを設置している(図表3))。

 
図表3) CIOの設置状況

図表3) CIOの設置状況
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関連ページ:企業の情報化の推進については3-4参照

 
参考:「通信利用動向調査」
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