(2)固定及び移動電話の利用状況 移動電話の加入数でもアジアの比率が欧州地域を逆転  世界の電気通信サービスの利用は、2001年に固定電話回線数(公衆電話を含む。)が10億5,300万回線、移動電話加入数が9億5,500万である。移動電話加入数は、急速な増加を続けており、2002年には、世界の移動電話加入数が固定電話回線数を超える見込みである(図表1))。  地域別には、固定電話、移動電話ともに、アジア地域の占める比率が増大している。2001年では、固定電話回線数において、アジア地域の比率は全世界の39.2%を占めている。移動電話加入数においても、2001年にアジア地域の比率が欧州地域を抜き、第1位になっている(図表2))。 図表1) 世界の各種電気通信サービス回線数等の推移 図表2) 世界の各種電気通信サービス回線数等の地域別比率の推移