平成16年版 情報通信白書

（4）国際電話

発信回数及び発信時間が大幅に増加

　平成14年度における国際電話の通信回数（国際通信10社合計）は9.5億回（対前年度比9.8％増）、通信時間は79.6百万時間（同10.8％増）となり、平成12年度以降大幅に増加している。発着信別では、発信回数が5.4億回（対前年度比9.5％増）、着信回数が4.1億回（同10.3％増）、通信時間については、発信時間が46.9百万時間（同9.2％増）、着信時間が32.8百万時間（同13.2％増）となっており、通信回数・通信時間ともに着信が高い増加率を示している（図表[1]、[2]）。

　また、発信時間の対地別比率では、米国（24.5％）が最も高く、次いで中国（14.8％）、フィリピン（13.9％）、韓国（7.7％）、ブラジル（6.3％）と13年度同様の順位を占めている（図表[3]、[4]）。