平成17年版 情報通信白書

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第1章 特集 「u-Japanの胎動」

(3)ホームセキュリティサービス

高いホームセキュリティサービスへの満足度

 近年の治安悪化を背景に、センサーやネットワークカメラ等により不審者の侵入や火災発生等を探知して通報したり、自宅内の映像等を離れた場所から確認できるホームセキュリティサービスに対するニーズが高まってきている(図表[1])。

 
図表[1] ホームセキュリティサービスの利用イメージ(一例)

図表[1] ホームセキュリティサービスの利用イメージ(一例)

 こうしたホームセキュリティサービスの利用者(176人)に対し、サービスへの満足度、利用上の利点や不満点、利用継続意向などについて聞いた。
 当該サービスへの満足度は、「大変満足/満足」が57.4%と「大変不満/やや不満」(6.2%)を大きく上回っている(図表[2])。また、利用上の利点としては、「不審者の侵入等が自動的に通報され、ホームセキュリティが高まった」が58.5%と最も高く、次いで「初期設定や操作が簡単である」(22.7%)、「留守宅の状況等が離れた場所から映像で確認でき、安心感が高まった」(15.3%)となっており、他方、利用上の不満点としては「サービスの利用料金が高い」が38.6%と最も高く、次いで「初期導入費用が高い」(21.6%)となっており、料金面の不満が高いことがうかがえる(図表[3]、[4])。

 
図表[2] ホームセキュリティサービスの満足度

図表[2] ホームセキュリティサービスの満足度
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図表[3] ホームセキュリティサービスの利用上の利点(複数回答)

図表[3] ホームセキュリティサービスの利用上の利点(複数回答)
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図表[4] ホームセキュリティサービスの利用上の不満点(複数回答)

図表[4] ホームセキュリティサービスの利用上の不満点(複数回答)
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 当該サービスの利用継続意向については、「利用を継続したい」が74.4%と高くなっている(図表[5])。また、当該サービスの社会への普及については、「今後、社会に広く普及すると思う/今後、社会にある程度普及すると思う」と考える人が93.8%にも上っている(図表[6])。

 
図表[5] ホームセキュリティサービスの利用継続意向

図表[5] ホームセキュリティサービスの利用継続意向
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図表[6] ホームセキュリティサービスの今後の社会への普及

図表[6] ホームセキュリティサービスの今後の社会への普及
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 第1節 国民・企業のユビキタスネットワーク利用

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