平成17年版 情報通信白書

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第1章 特集 「u-Japanの胎動」

(4)情報システムのオープン化の状況

メインフレームシステムのオープン化が進行

 メインフレームを利用したシステムのオープン化については、「一部をオープンシステムに置き換え/置き換えを検討」が45.6%と最も多く、次いで「メインフレームを継続して利用」が31.8%、「全面的にオープンシステムへ置き換え/置き換えを検討」が17.7%となっている(図表[1])。メインフレームシステムの見直しが進んでいることがうかがえる。

 
図表[1] メインフレームのオープンシステム化の状況

図表[1] メインフレームのオープンシステム化の状況
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 メインフレームを継続して利用する理由は、「安定した運用が行える」が54.8%と最も高く、次いで「これまで開発してきたソフトウェア資産が活用できる」(53.7%)、「支障なくオープンシステムへ移行できる確証がない」(29.2%)、「仕様が公開されていないこと等から強固なセキュリティを確保できる」(27.6%)となっている(図表[2])。

 
図表[2] メインフレームを継続利用する理由(複数回答)

図表[2] メインフレームを継続利用する理由(複数回答)
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 また、情報システムのオープン化を進めるメリットとしては、「コストが削減できる」が57.2%と最も多く、次いで「システム変更や拡張等の柔軟性に優れる」(35.9%)、「他のシステムとの連携を行いやすい」(35.2%)となっている(図表[3])。

 
図表[3] オープン化を進めるメリット(複数回答)

図表[3] オープン化を進めるメリット(複数回答)
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 第3節 企業のICT利用

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