平成17年版 情報通信白書

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第1章 特集 「u-Japanの胎動」

3 企業規模によるICT利用格差

インターネット利用を除き企業規模によるICT利用格差が依然存在

 企業のICT利用は着実に進展してきたところであるが、従業員規模別に主なICT利用項目を比較すると、規模の大小により利用状況に格差が見られる。
 まず、企業通信網等に接続している端末を従業員1人に1台以上配備している割合は、従業員数が100〜299人の企業では33.9%にとどまるが、2,000人以上の企業では52.5%と半数以上に上る(図表[1])。

 
図表[1] 企業通信網等への接続端末の従業員規模別配備率(1人に1台以上)

図表[1] 企業通信網等への接続端末の従業員規模別配備率(1人に1台以上)
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 次に、企業内通信網(LAN)を全社的に構築している企業の割合は、100〜299人の企業では61.2%であるが、2,000人以上の企業では95.0%とほぼすべての企業で構築されている(図表[2])。

 
図表[2] 企業内通信網(LAN)の従業員規模別構築率

図表[2] 企業内通信網(LAN)の従業員規模別構築率
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 また、電子商取引(B2B、B2C)の実施状況については、100〜299人の企業では36.9%であるが、2,000人以上の企業では53.7%にまで高まる(図表[3])。

 
図表[3] 電子商取引(B2B、B2C)の従業員規模別実施率

図表[3] 電子商取引(B2B、B2C)の従業員規模別実施率
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 なお、インターネットの利用率については、全社的な利用と一部の事業所又は部門での利用を合わせるとすべての階層の企業で100%近くとなっており、規模による格差は解消されつつある(図表[4])。

 
図表[4] 従業員規模別インターネット利用率

図表[4] 従業員規模別インターネット利用率
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 第3節 企業のICT利用

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