平成18年版 情報通信白書

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第1章 ユビキタスエコノミー

1 情報通信製造業

 情報通信製造業は、海外の半導体需要の影響を受けながらICT関連生産財を中心に2002年以降上昇してきた。2004年後半にはアテネオリンピック後の国内在庫の積み上がりと、世界的なICT関連財の在庫調整を受けて一時的に停滞したものの、調整が一巡した2005年夏から再び回復局面に入っている。また、2005年夏からの回復局面では、半導体の生産の伸びによる影響が大きい。
 
図表1-1-2 情報通信製造業の生産・出荷・在庫状況
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 半導体の生産が拡大している背景には、電子タグや、非接触型ICカード等ユビキタス関連財の出荷が増加していること等も影響を与えていると思われる。2005年の電子タグの出荷枚数は8,532万枚(対前年比52.3%増)、非接触型ICカードの出荷金額は134億円(同69.1%増)、またバイオメトリクス3関連が213億円(同9倍)となっている。
 
図表1-1-3 電子タグの出荷枚数の推移
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図表1-1-4 非接触型ICカード及びバイオメトリクス関連の出荷金額の推移
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3  個人を識別する際に、身体的な情報などを判断材料として利用する生体認証技術を指す

 第1節 情報通信産業の動向

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