平成18年版 情報通信白書

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第1章 ユビキタスエコノミー

2 ブロードバンド化

 2005年度末のブロードバンド回線3の契約数は、約2,330万件(対前年度比19.1%増)になっている(図表1-2-3)。
 内訳を見ると、DSLの契約数が約1,452万件(対前年度比6.2%増)で最も多く、続いてFTTH(光回線)が約546万件(同88.4%増)、ケーブルインターネットが約331万件(同11.8%増)、無線(FWA)が約2万件(同34.8%減)となっている。
 
図表1-2-3 ブロードバンド契約数の推移
図表1-2-3 ブロードバンド契約数の推移
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 ブロードバンドの加入可能世帯数は、既にe-Japan戦略の利用可能環境整備目標(2005年までに高速インターネットアクセス網に3,000万世帯、超高速インターネットアクセス網に1,000万世帯が加入可能)を達成しているものの、加入可能世帯数に占める契約数の割合は、DSLは約30.9%、ケーブルインターネットは約9.7%、FTTHは約13.6%にとどまっている(図表1-2-4)。
 
図表1-2-4 ブロードバンド回線契約数が加入可能世帯数に占める割合
図表1-2-4 ブロードバンド回線契約数が加入可能世帯数に占める割合
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 なお、自宅のパソコンからインターネットを利用している世帯に対し、インターネット接続回線の変更予定を聞いたところ、「変更の予定がある」又は「変更するかどうか検討中」と答えた世帯は、23.9%となった。さらに、変更を予定している回線について聞くと、80.5%がFTTHへの変更を予定していると回答しており、FTTHへの関心の高まりが示されている(図表1-2-5)。
 
図表1-2-5 変更予定の回線(左:回線変更予定の有無、右:変更予定の回線(複数回答))
図表1-2-5 変更予定の回線(左:回線変更予定の有無、右:変更予定の回線(複数回答))
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 FTTHとDSLの四半期ごとの契約純増数を比較すると、2005年1-3月期からFTTHの契約純増数がDSLのそれを上回っている。2005年10-12月期では、FTTHの契約純増数は、DSLに約50万件の差をつけている(図表1-2-6)。
 
図表1-2-6 DSL・FTTHの契約純増数
図表1-2-6 DSL・FTTHの契約純増数
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3  DSL、ケーブルインターネット、FTTH、無線(FWA)の合計とした

 第2節 ユビキタスネットワークの普及進展

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