平成18年版 情報通信白書

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第1章 ユビキタスエコノミー

3 インターネットのトラヒックの推移8

 我が国の国内主要IX9(インターネットエクスチェンジ:Internet Exchange)におけるトラヒックは、2005年11月に158.4Gbpsに達した(図表1-2-14)。
 一方、ISP7社のブロードバンド契約者(DSL、FTTH)の間のトラヒック交換は、Outトラヒック10が194.2Gbps、Inトラヒックが146.7Gbpsとなった。Outトラヒックは、2004年11月と比較して、46%の伸びを示しており、Inトラヒック11の伸び26%と比較して大きい。
 一方、ISP同士のトラヒック交換については、海外ISPと交換されるトラヒックの伸びが著しく、2004年11月と比較して2倍以上の伸びを示している(図表1-2-15)。
 なお、国内主要IXのトラヒック総量に占める当該ISP7社のシェアから、我が国ブロードバンド契約者のトラヒック総量を試算すると12、およそ468.0Gbpsのトラヒックがインターネット上を流通していることになる。
 
図表1-2-14 国内主要IXにおけるトラヒックの推移
図表1-2-14 国内主要IXにおけるトラヒックの推移
 
図表1-2-15 2004年11月と2005年11月のトラヒックの比較
図表1-2-15 2004年11月と2005年11月のトラヒックの比較
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8  総務省では、ISP7社及び学界の協力を得て、我が国のインターネットのトラヒック情報の集計・試算を行っている
9  ISP同士の相互接続点としてトラヒックの中継を行う地点
10  契約者がダウンロードする際の情報量
11  契約者がアップロードする際の情報量
12  ISP7社が国内主要IXのInのトラヒック総量に占める割合は41.5%であり、ISP7社のブロードバンド契約者のトラヒックが194.2Gbpsであることから、194.2Gbps÷41.5%=468.0Gbpsと試算できる

 第2節 ユビキタスネットワークの普及進展

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