平成18年版 情報通信白書

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第1章 ユビキタスエコノミー

2 商品情報の収集とネットワーク

 商品に関する情報収集の方法としては1、消費者の購買行動のうちの62.0%が商品の購入に先立ちインターネットを活用しており、また、消費者の26.1%が、実際に商品を購入する手段としてインターネットを利用している2
 また、「商品の認知」、「商品内容の情報収集」、「購入先の比較」のいずれの段階についても、最も利用頻度が高いのは、「店頭における直接対面」による情報収集であり、次いでインターネットを経由した情報収集となっている。
 商品購入に当たっては、店頭での直接的な体験が最も重要視されているものの、商品認知、商品内容情報収集、購入先の比較検討と、購入内容が具体化するほどインターネットが情報収集手段として活用される傾向が見られる(図表1-6-2、1-6-3)3
 一方、商品別に見ると、「ゲームソフト、コンピュータソフト」、「CDソフト、DVDソフト」、「旅行、イベントチケット」といった商品の情報収集においてインターネットの活用が進んでいる(図表1-6-4)。
 
図表1-6-2 情報収集の活用手段
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図表1-6-3 情報収集に関するインターネットの活用状況
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図表1-6-4 品目別のインターネット活用状況
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1  購入前の商品情報収集を、「商品の認知」、「商品内容の情報収集」、「購入先の比較」といった段階に分け、調査を行った
2  携帯電話からのインターネット利用も含む
3  商品の認知において、インターネットから情報を得たと回答している人は38.0%、商品内容の情報収集において、「インターネットのみを活用した」人は34.5%、「インターネットと他を併用した」も含めると、インターネットの活用は54.4%になる。購入先の比較検討において、「インターネットのみを活用した」人は37.9%、「インターネットと他を併用した」も含めると、インターネットの活用は55.0%となっている

 第6節 消費購買行動の変化

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