平成18年版 情報通信白書

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第1章 ユビキタスエコノミー

3 検索システムの広告への応用

 インターネット広告では、最近の検索システムの高度化を反映し、さらに広告効果を高める工夫がなされている。
 まず、検索システム自体がウェブサイトの内容をある程度推測することで、実際のウェブサイトの内容に即した広告を配信することができる6
 また、利用者の行動履歴等を分析することで、利用者の好みに合致した広告内容だけを絞り込んで広告配信を行うことが可能となっている。例えば、自動車関連のウェブサイトを頻繁に訪れる利用者が、自動車とは関連性の薄いニュースサイトを訪れた場合でも、そのニュースサイト上に自動車関連の広告を表示するなど、利用者の好みに即した広告を提供することで、少ない広告配信であっても全体としての広告効果を高めることができる。


6  初期のコンテンツ連動型広告では、対象媒体のウェブサイトの内容にできるだけ即した広告を表示させるべく、同ウェブサイトに対して全文検索を行い、単語の出現数を基準として出現数の多い単語に関連する広告を表示するといった仕組みになっていた

 第7節 企業の新しい広告戦略

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