平成18年版 情報通信白書

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第1章 ユビキタスエコノミー

コラム 企業内教育におけるeラーニング

 企業内教育の方法としてeラーニング14を実施する企業がある。eラーニングは、一つの講義を大人数が受講する「講師側中心」ではなく、その個人に適した講座内容を双方向で学習する「学習者側中心」の企業内教育を可能とするもので、高い学習効果が期待されている15
 また、情報セキュリティ教育やコンプライアンス教育等、全社員に早急に受講させ、その履行を確認する必要のある企業内教育にeラーニングを導入する例が増えていることが指摘されている16
 
図表 eラーニングの実施状況
図表 eラーニングの実施状況
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14  経済産業省(2005a)によれば「eラーニングとは、情報技術によるコミュニケーション・ネットワーク等を活用した主体的な学習である。コンテンツは学習目的に従って編集され、学習者とコンテンツ提供者との間にインタラクティブ性が確保されている。このインタラクティブ性とは、学習者が自らの意志で参加する機会が与えられ、人又はコンピュータから学習を進めていく上での適切なインストラクションが適時与えられることを指す。」と定義している
15  大嶋淳俊(2001)
16  経済産業省(2005a)

 第11節 労働経済への影響

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