平成18年版 情報通信白書

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第1章 ユビキタスエコノミー

2 企業の情報システムの導入状況

1 ネットワークの導入状況

 企業内情報通信網は既に約9割の企業(従業者数100人以上)で導入されており(図表1-12-3)、全社的に構築を行っている企業は約7割となっている。特に広域イーサネット(20.4%)及びIP-VPN(20.4%)の利用率が高くなっている(図表1-12-4)。
 また、社外からの自社の通信網への接続については、2005年時点で45.5%の企業で接続可能な状況となっている。利用端末としては、パソコンからが45.1%、携帯電話又は携帯情報端末からが13.9%となっている(図表1-12-5)。
 インターネットの利用については、「全社的に利用している」が75.0%、「一部の事業所又は部門で利用している」が22.6%となっており、合計で既に9割を超えている5
 
図表1-12-3 企業通信網の構築状況(上:企業内通信網、下:企業間通信網、2005年末)
図表1-12-3 企業通信網の構築状況(上:企業内通信網、下:企業間通信網、2005年末)
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図表1-12-4 企業通信網で幹線系に利用されるサービス(2005年末)
図表1-12-4 企業通信網で幹線系に利用されるサービス(2005年末)
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図表1-12-5 社外からの企業通信網への接続状況(2005年末)
図表1-12-5 社外からの企業通信網への接続状況(2005年末)
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 携帯電話の配備状況は、事業所の70.4%が携帯電話を保有しており6、社外の業務環境の向上等のためのツールとして活用が進んでいる。
 IP電話の導入率は、外線電話が21.9%、事業所間内線電話が27.4%、同一事業所内の内線電話で25.7%と、外線電話より事業所内での利用が多くなっている(図表1-12-6)。
 
図表1-12-6 IP電話の導入状況(2005年末)
図表1-12-6 IP電話の導入状況(2005年末)
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5  ただし、調査対象企業は従業員100人以上の企業のみ
6  総務省「平成17年通信利用動向調査(事業所編)」

 第12節 企業ネットワークの深化

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