平成18年版 情報通信白書

本文へジャンプ メニューへジャンプ
トップページへ戻る
操作方法


目次の階層をすべて開く目次の階層をすべて閉じる

第1章 ユビキタスエコノミー

1 安心・安全の観点から見たICT利用

1 情報セキュリティに関する被害状況

 最近、ICT利用時におけるセキュリティの確保が大きな社会的課題となっている。個人や企業が、日常生活や日常業務の様々な場面(例えばATMやクレジットカードの利用、ネットショッピング等)で、ID盗難、フィッシング、架空請求等の被害に直面する機会は増加した。
 情報セキュリティ被害状況としては、個人については、情報セキュリティに関して何らかの被害を受けた人が54.7%となっている。被害内容は「ウイルスを発見又は感染」が21.7%と最も多く、次いで「迷惑メールを受信」(20.6%)、「ウイルスに1度以上感染」(7.0%)となっている(図表1-13-1)。
 また、企業については、何らかの被害を受けた企業は68.1%となっている。被害内容は「コンピューターウイルスに1回は感染した」が29.4%と最も多く、次いで「スパムメールの中継利用・踏み台」(3.7%)、「不正アクセス」(2.8%)となっている(図表1-13-2)。
 
図表1-13-1 個人のセキュリティ被害状況の有無(複数回答)
図表1-13-1 個人のセキュリティ被害状況の有無(複数回答)
Excel形式のファイルはこちら
 
図表1-13-2 企業のセキュリティ被害状況の有無(複数回答)
図表1-13-2 企業のセキュリティ被害状況の有無(複数回答)
Excel形式のファイルはこちら

 第13節 ユビキタスネット社会実現に向けた課題

テキスト形式のファイルはこちら

第13節 ユビキタスネット社会実現に向けた課題 に戻る 2 ウイルス及び不正アクセス に進む