平成18年版 情報通信白書

本文へジャンプ メニューへジャンプ
トップページへ戻る
操作方法


目次の階層をすべて開く目次の階層をすべて閉じる

第1章 ユビキタスエコノミー

6 情報セキュリティ関連市場

 ここ数年の情報セキュリティ侵害事案の多発を背景に、企業の情報セキュリティ対策関連の投資は着実に拡大している。上場企業では、関連投資額が1,000万円以上の企業の割合は、2001年度調査の17.3%から7.5ポイント増加し24.8%となっている(図表1-13-13)。
 
図表1-13-13 上場企業における情報セキュリティ対策関連投資額
図表1-13-13 上場企業における情報セキュリティ対策関連投資額
Excel形式のファイルはこちら

 情報セキュリティ被害に対しては、それぞれの侵害要素に対応した各種の情報セキュリティ製品・サービスが提供されており、これらの製品・サービスの市場規模は全体で約1,700億円と推計されている(図表1-13-14)。
 情報セキュリティ業界の動向としては、ウイルス対策製品の販売に加え、ウイルスに対する一定のセキュリティ水準を保証し、そのセキュリティ水準に応じたサービスを提供する動きがあり、情報セキュリティサービスをASP(Application Service Provider)方式で提供する事業者も出現している。
 
図表1-13-14 セキュリティ製品・サービス市場の市場規模
図表1-13-14 セキュリティ製品・サービス市場の市場規模
Excel形式のファイルはこちら

 第13節 ユビキタスネット社会実現に向けた課題

テキスト形式のファイルはこちら

5 個人情報保護 に戻る 第1章第13節2 1 インターネット利用状況 に進む