平成18年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

6 IP電話の普及

 IP電話は、IP(Internet Protocol)を用いた音声電話サービスであり、「050番号3」が付与される「050型IP電話」と、「0AB〜J番号4」が付与される「0AB〜J型IP電話5」という二つのタイプがある。
 現在、普及が進展しているIP電話は、050型IP電話である。これはADSL等のブロードバンドサービスの付加サービスとして提供されることが多く、同じプロバイダ又は提携プロバイダの加入者間での通話は無料となるなどの特徴がある。
 一方、0AB〜J型IP電話は、加入電話と同じ0AB〜J番号を使い、加入電話と同等の高品質な通話や緊急通報(110、119等)を利用できるなどの特徴がある。
 IP電話の利用状況は、2006年3月末現在、050型IP電話の利用数は約1,003万番号、0AB〜J型IP電話の利用数は約142万番号、合計で1,145.7万番号となっている。
 
図表2-1-16 IP電話の利用状況
図表2-1-16 IP電話の利用状況
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3  050-××××-××××の11桁で利用される番号
4  03-××××-××××等の10桁で利用される番号
5  「0AB〜J型IP電話」には、東・西NTTの「ひかり電話」、KDDI「光プラス電話」、ケイ・オプティコムの「eo光電話」等がある。また、中継網をIP化した0AB〜J電話サービスもある

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 第1節 電気通信事業

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