1 情報通信産業と経済成長(第一の効果)  産業における情報通信産業が占める割合は毎年増加しており、2004年において情報通信産業が実質国内生産額に占める割合は11.8%、実質GDPに占める割合は11.7%となっている。  また、2003年から2004年にかけての産業別実質GDP変化率は、情報通信産業、電気機械(除く情報通信機器)の値が高くなっており、実質GDP変化に対する情報通信産業の寄与率は40%となっている24。情報通信産業のパフォーマンスが我が国の経済成長に与える影響は、他の産業と比較して大きいものとなっている。 図表1-1-16 実質GDP変化に対する情報通信産業の寄与度 24 同計算に当たっては、総務省作成の情報通信産業連関表の数値を用いている。このため、内閣府により公表されている実質GDPとは数値が若干異なったものとなっている