平成19年版 情報通信白書

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第1章 ユビキタスエコノミーの進展とグローバル展開

コラム 情報化投資と情報通信資本ストックの内訳

 我が国の情報化投資の内訳について見ると、1990年代にはソフトウェア投資の割合に比べてハードウェア投資の割合が高かったものの、1990年代後半からソフトウェア投資の比率が次第に高まり、平成14年にはハードウェア投資を上回った(※)(図表1)。その後、両者の割合はほぼ半々で推移している。
 
図表1 情報化投資の内訳
図表1 情報化投資の内訳
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 また、情報通信資本ストックについては、平成2年から平成17年の15年間で約2.2倍の伸びであり、この内訳を見ると、ハードウェアの伸びが約1.9倍であるのに対し、ソフトウェアの伸びは約2.6倍と、ソフトウェアの伸びが大きくなっている(図表2)。
 
図表2 情報通信資本ストックの内訳
図表2 情報通信資本ストックの内訳
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 また、民間資本ストックに占める情報通信資本ストックの割合については、1990年代前半に落ち込みが見られ、その後回復したものの、伸び率は1990年代後半以降3%前後で横ばいに推移している。

※ 統計上の制約から、この「ソフトウェア」には、受注開発及びパッケージソフトウェアのみを計上しており、自社開発ソフトウェアは含まれていない

 第1節 情報通信と経済成長

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