平成19年版 情報通信白書

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第1章 ユビキタスエコノミーの進展とグローバル展開

(4)携帯情報通信端末のネットワーク化・多機能化

 携帯情報通信端末は、小型化・軽量化技術の進展や無線通信技術の発達等により、大きく進化を遂げている。進化の方向性は、「多機能化」と「ネットワーク化」である(図表1-3-12)。
 
図表1-3-12 携帯情報通信端末の進化の方向性
図表1-3-12 携帯情報通信端末の進化の方向性

 最も目覚ましい例は携帯電話端末である。高速データ通信やマルチメディアを利用した様々なサービスの利用を可能とする第3世代携帯電話が普及する中、携帯電話端末には、カメラ、ゲーム、テレビ電話、位置確認、音楽再生、決済、テレビジョン放送受信等様々な機能が搭載され、それらがネットワークに接続されることによって、機能が更に高度化している。
 近年では、携帯電話端末以外にも同様の動きが広がっている。例えば、ワンセグの受信チューナーを内蔵したカラー電子辞書や、インターネット接続ができる携帯ゲーム機、パソコンから音楽だけでなくビデオやゲームもダウンロードして楽しめる携帯型デジタル音楽プレーヤー等、これまで単一の機能しか搭載されていなかった各種端末に様々な機能が付加され、ネットワーク化されている。

 第3節 情報通信と社会生活

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