平成19年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

4 家計におけるコンテンツ利用状況

 総務省「家計調査」によると、平成18年の家計のコンテンツ関連の年間支出総額は、8万9,575円(対前年比1.5%減)となっている。内訳としては、書籍、新聞等の印刷物が5万3,263円と最も大きく、放送受信料が2万2,679円で続いている。支出額の対前年比を見てみると、映画・演劇等入場料や音楽・映像メディアの支出額が大きく減少、書籍・新聞等の印刷物、放送受信料の支出額はほぼ横ばい、テレビゲームは大幅な増加となった(図表2-4-13)。
 
図表2-4-13 コンテンツ関連の年間消費支出額
図表2-4-13 コンテンツ関連の年間消費支出額
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 総務省「平成18年通信利用動向調査」によると、過去1年間にパソコン又は携帯電話・PHSからインターネットによりデジタルコンテンツを購入した人は25.9%(対前年度比1.4ポイント減)となっている。これをパソコンと携帯電話・PHS別に見ると、パソコンではインターネット利用者の11.6%が購入しているのに対し、携帯電話・PHSでは26.5%が購入している(図表2-4-14)。
 
図表2-4-14 インターネットによるデジタルコンテンツの購入経験者の割合
図表2-4-14 インターネットによるデジタルコンテンツの購入経験者の割合
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 また、ネットワークを通じたコンテンツの購入金額を見ると、パソコンインターネットによるデジタルコンテンツ購入経験者の平均年間購入金額は9,011円(前年8,338円)、携帯インターネットによる平均年間購入金額は4,925円(前年4,108円)となっており、いずれも前年に比べ増加している(図表2-4-15)。
 
図表2-4-15 インターネットによるデジタルコンテンツの購入金額(平成18年)
図表2-4-15 インターネットによるデジタルコンテンツの購入金額(平成18年)
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 第4節 コンテンツ市場の動向

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