平成19年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

コラム パソコン用OSの動向

 パソコン用OS(Operating System:基本ソフト)については、米国Microsoft社のWindowsシリーズが最も普及しており、他に米国Apple社のMac OSシリーズや、Linux等がある。
 米国Microsoft社は、平成19年1月に、パソコン用新OS「Windows Vista」を発売した(企業向け上位版は平成18年11月に発売)。同社の新OSの発売は、平成13年11月のWindowsXP以来約5年ぶりとなる。
 Windows Vistaは、従前の同社OSに比べ、
[1] セキュリティ面の強化(悪意のあるソフトウェアの検出・削除機能等)
[2] 操作性の向上(処理速度の向上、スリープモードを標準の終了方法化等)
[3] 画面表示の向上(見やすい一覧表示機能等(Home Basicエディションを除く))
等が図られているが、稼働には比較的ハイスペックのパソコンが必要とされている。
 
図表 プロセッサの処理ビット数が32ビット環境に移行後のWindows系OS
図表 プロセッサの処理ビット数が32ビット環境に移行後のWindows系OS

 また、米国Apple社のMac OS X(テン)については、平成13年3月に最初のバージョンが発売されており、平成19年10月に、最新バージョンであるMac OS X Leopardの発売が予定されている。

 第5節 研究開発

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