平成19年版 情報通信白書

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第3章 情報通信政策の動向

コラム ガイドブック「ICTを環境にやさしく活用するために」

 生産・流通・消費の経済活動及び行政の効率化を飛躍的に進展させ、「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」便利なユビキタスネット社会を実現するためのインフラとして不可欠なICTは、環境負荷の低減にも大きな役割を果たすと注目されている。その一方で、ICT機器が今後更に増加・高機能化することにより、機器使用時の電力消費量等が増加し、これに伴う二酸化炭素排出による環境負荷も大きくなるという指摘もされている。
 このため、総務省では、平成18年11月から平成19年2月まで外部委託により「環境負荷低減に資するICTシステム及びネットワークの調査研究会」を開催し、同調査研究会は、平成19年3月、ICTシステムが地球環境に与える影響を明らかにするため、2010年におけるICTシステムの電力消費量の予測、具体的なICTシステム導入事例について環境負荷低減効果を試算するとともに、ICTシステムの環境負荷低減に関する最新の技術動向や各種取組を調査し、報告書として取りまとめた。総務省では、同報告書を受けて、ICTシステムを利用する企業・団体等を対象としたガイドブック「ICTを環境にやさしく活用するために〜「マイナスの影響」を抑え、「プラスの効果」を高めるICT利用〜」を策定した。
 http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/pdf/070406_1_1.pdf
 
図表1 ガイドブック「ICTを環境にやさしく活用するために」
図表1 ガイドブック「ICTを環境にやさしく活用するために」
 
図表2 ICTシステムが環境に与える影響
図表2 ICTシステムが環境に与える影響

 第4節 豊かで活力あるユビキタスネット社会の構築

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