平成20年版 情報通信白書

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第1章 活力あるユビキタスネット社会の実現

(2)国内総生産(GDP)

 平成18年の情報通信産業の実質GDPは、対前年比8.3%増の69.7兆円であった(図表1-2-1-6)。情報通信産業の実質GDPは、平成7年以降一貫してプラス成長を遂げており、平成7年から平成18年までの年平均成長率は7.1%であった。平成17年と比較すると、情報通信関連製造業(対前年比38.2%増)が非常に高い伸びを示している一方、情報通信関連建設業(同22.3%減)、通信業(同0.3%減)はマイナス成長となった。
 
図表1-2-1-6 情報通信産業の実質GDPの推移
図表1-2-1-6 情報通信産業の実質GDPの推移
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 また、平成7年から平成18年までの主な産業の実質GDPの推移を見ると、情報通信産業が年平均成長率7.1%と最も高い成長を遂げている。次いで、同期間に高い成長を示しているのは、電気機械(年平均成長率6.8%)、輸送機械(同3.5%)であった。一方、鉄鋼(同−2.3%)、小売(同−1.3%)、建設(同−1.2%)、運輸(同−1.1%)ではマイナス成長であった(図表1-2-1-7)。
 
図表1-2-1-7 主な産業の実質GDPの推移
図表1-2-1-7 主な産業の実質GDPの推移
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 第2節 情報通信産業の成長と国際競争力の強化

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