平成20年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

(7)専用線

 平成18年度末における国内専用サービスの回線数は、69.2万回線である。内訳は、一般専用(帯域品目)が32.4万回線、一般専用(符号品目)が6.9万回線といずれも微減となっている。高速デジタル伝送は、29.9万回線で、前年度に比べ5.9万回線減少している(図表2-1-2-10)。
 
図表2-1-2-10 国内専用回線数の推移
図表2-1-2-10 国内専用回線数の推移
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 国際専用サービスの回線数は、1,020回線である。品目別には、主に電話に利用されている音声級回線が44回線(対前年度末比22.8%減)、主にデータ伝送に利用されている電信級回線が3回線、主にデータ伝送、高速ファイル転送及びテレビ会議に利用されている中・高速符号伝送用回線が973回線(同14.6%減)となっている。また、中・高速符号伝送用回線の総国際専用回線数に占める割合は、平成18年度末に95.4%となっている(図表2-1-2-11)。
 
図表2-1-2-11 国際専用サービス回線数の推移
図表2-1-2-11 国際専用サービス回線数の推移
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※ 音声級回線は、帯域品目で主に電話に利用されている
※ 電信級回線は、速度200bps以下の符号品目で主にテレタイプ通信、データ伝送に利用されている
※ 中・高速符号伝送用回線は、通信速度1,200bps〜600bpsの回線で、主にデータ伝送、高速ファイル転送に利用されている

 企業内通信網で利用されるサービスは、帯域保証型の専用サービスからIP-VPNサービスや廉価な広域イーサネットサービスへと移ってきている。それぞれの契約数は、平成20年3月末で、34万1,557契約及び23万1,830契約となっている(図表2-1-2-12)。
 
図表2-1-2-12 IP-VPNサービス・広域イーサネットサービス契約数の推移
図表2-1-2-12 IP-VPNサービス・広域イーサネットサービス契約数の推移
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 第1節 電気通信事業

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