平成20年版 情報通信白書

本文へジャンプ メニューへジャンプ
目次の階層をすべて開く目次の階層をすべて閉じる

第2章 情報通信の現況

3 電気通信の利用状況

(1)総通信回数・総通信時間

 平成18年度における我が国の総通信回数は1,199.2億回(対前年度比1.0%減)、総通信時間は43.3億時間(同0.8%減)であり、いずれも減少が続いている。
 発信端末別に見ると、携帯電話発の通信回数が526.0億回(対前年度比0.7%増)と引き続き増加している一方、固定端末2発の通信回数は654.2億回(同2.6%減)と減少している。また、PHS発は18.9億回(同11.4%増)と増加に転じている。総通信回数における割合では、携帯電話発信への移行が続いている。
 発信端末別の通信時間では、固定端末発が23.6億時間(対前年度比4.8%減)と前年度に引き続き減少しているのに対し、携帯電話発は18.2億時間(同4.3%増)、PHS発は1.5億時間(同6.6%増)と増加している(図表2-1-3-1、図表2-1-3-2)。
 
図表2-1-3-1 通信回数の推移(発信端末別)
図表2-1-3-1 通信回数の推移(発信端末別)
Excel形式のファイルはこちら
 
図表2-1-3-2 通信時間の推移(発信端末別)
図表2-1-3-2 通信時間の推移(発信端末別)
Excel形式のファイルはこちら

 平成18年度における、1契約当たりの1日の通信時間は、固定通信では、加入電話が4分32秒(対前年度15秒減)、ISDNは15分39秒(同38秒減)、IP電話が3分46秒(同16秒増)であった。また、移動通信では、携帯電話が3分10秒(同2秒減)、PHSが5分8秒(同3秒増)であった(図表2-1-3-3)。
 
図表2-1-3-3 1契約当たりの1日の通信時間の推移
図表2-1-3-3 1契約当たりの1日の通信時間の推移
Excel形式のファイルはこちら


2 「固定端末」は加入電話、公衆電話及びISDNの総計(なお、IP電話は平成16年度から集計)

 第1節 電気通信事業

テキスト形式のファイルはこちら

(7)専用線 に戻る (2)距離区分別の通信状況 に進む