平成20年版 情報通信白書

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第2章 情報通信の現況

(2)マルチユースの状況2

 コンテンツのマルチユースについては、年々拡大しており、平成18年において、マルチユース市場は2.5兆円となっている(図表2-3-1-2)。
 
図表2-3-1-2 一次流通とマルチユースの市場規模の推移
図表2-3-1-2 一次流通とマルチユースの市場規模の推移
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 一次流通市場及びマルチユース市場の内訳を見ると、一次流通市場においては、新聞、雑誌、書籍等のテキスト系ソフトの割合が最も高くなっている一方、マルチユース市場においては、映像系ソフトが6割弱を占めている(図表2-3-1-3)。
 
図表2-3-1-3 一次流通市場とマルチユース市場のソフト別構成比(平成18年)
図表2-3-1-3 一次流通市場とマルチユース市場のソフト別構成比(平成18年)
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 また、マルチユースの動向をソフト別に見ると、音楽ソフト、ゲームソフト、ビデオソフトにおけるマルチユース市場の割合が大幅に増加している(図表2-3-1-4)。
 
図表2-3-1-4 ソフト別マルチユース市場の動向
図表2-3-1-4 ソフト別マルチユース市場の動向
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2 ソフトの制作に際して最初から流通させることを想定したメディア上での流通を「一次流通」、最初に想定したメディアとは別のメディアを通じた流通を「マルチユース」と定義している

 第3節 コンテンツ市場の動向

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