平成21年版 情報通信白書 資料編

本文へジャンプ メニューへジャンプ
目次の階層をすべて開く目次の階層をすべて閉じる

付注2 人的資本・社会関係資本と経済成長との関係の推計


1.図表1-2-3-1の教育水準と一人当たりGDP、科学技術文献数と一人当たりGDP、図表1-2-4-1の社会の信頼度と一人当たりGDP、ガバナンス度と一人当たりGDPについては、峰滝和典氏(関西大学ソシオネットワーク戦略研究機構統計分析主幹)の協力により、推計を行った。

2.一人当たりGDPの成長率については、初期のGDPが低いほど、その後の成長率が高いという「コンバージェンス」等の要因を考慮する必要があるため、一人当たり、GDPの初期値等をコントロールした上で相関図を作成した。なお、推計方法はいわゆる成長回帰(バロー回帰)の手法を採用し、被説明変数は一人当たり実質GDPの成長率、説明変数は一人当たり実質GDPの初期値や関心の対象となる変数等を用い、最小二乗法で推計している(関心の対象となる変数の内生性はコントロールしていない)。

3.推計結果は以下の通り。

推計結果

 

付注1 情報資本と労働の代替・補完関係の推計 に戻る   付注3 情報通信産業連関表における情報通信産業の部門分類について に進む