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第2部 情報通信の現況と政策動向第4章 情報通信の現況
2 安心・安全なインターネットの利用に向けた課題
(1)インターネット利用で感じる不安や情報通信ネットワーク利用上の問題点 少なくとも1人はインターネットを利用したことがある世帯について、インターネットを利用して感じる不安をみると、71.2%の世帯が「個人情報の保護に不安がある」を挙げており、次いで、「ウイルスの感染が心配である」が67.2%、「どこまでセキュリティ対策を行えばよいか不明」が61.7%等となっている(図表4-1-2-1)。
図表4-1-2-1 世帯におけるインターネット利用で感じる不安(複数回答)
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また、企業におけるインターネットや企業内LAN等を利用して感じる不安についてみると、「セキュリティ対策の確立が困難」が61.8%と最も多く、次いで「ウイルス感染に不安」が59.2%となっており、平成19年末と同様にセキュリティ関連が上位を占めている(図表4-1-2-2)。また、「従業員のセキュリティ意識が低い」が40.5%、「運用・管理の人材が不足」が38.8%等、人材面の問題を挙げる企業も多い。
図表4-1-2-2 企業におけるインターネットや企業内LAN等を利用する上での問題点
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