平成21年版 情報通信白書

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第2部 情報通信の現況と政策動向

第4章 情報通信の現況

(6)青少年のインターネット利用

 出会い系サイトによる18歳未満の被害件数は、平成19年までは1,100件前後で横ばいであったものの、平成20年は724件と大幅に減少している。しかし被害者に占める18歳未満の割合は85.0%と、依然高いままである(図表4-1-2-12)。
 
図表4-1-2-12 出会い系サイトによる18歳未満の被害状況
図表4-1-2-12 出会い系サイトによる18歳未満の被害状況
警察庁広報資料「平成20年中のいわゆる出会い系サイトに関係した事件の検挙状況について」により作成

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 18歳未満の子供がいる世帯におけるフィルタリングソフト・サービスの認知状況をみると、「よく知っている」「聞いたことはある」を合わせると、パソコンでは85.4%(前年から7.7ポイント増)、携帯電話では、77.2%(前年から13.9ポイント増)となり、フィルタリングソフト・サービスの認知が拡大していることが分かる(図表4-1-2-13)。
 
図表4-1-2-13 フィルタリングソフト・サービスの認知状況
図表4-1-2-13 フィルタリングソフト・サービスの認知状況
(出典)総務省「平成20年通信利用動向調査」
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html
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 フィルタリングソフト・サービスの利用状況については、利用している世帯の割合がパソコンでは7.4ポイント増の20.3%となったのに対し、携帯電話では28.2ポイント増の49.8%となっており、携帯電話におけるフィルタリングサービスの利用が急速に拡大していることが分かる(図表4-1-2-14)。
 
図表4-1-2-14 フィルタリングソフト・サービスの利用状況
図表4-1-2-14 フィルタリングソフト・サービスの利用状況
(出典)総務省「平成20年通信利用動向調査」
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html
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 第1節 インターネットの利用動向

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