2 技術貿易  平成19年度の我が国の技術貿易額2をみると、技術輸出による受取額は、2兆4,823億円(対前年度比4.4%増)であり、そのうち情報通信産業は4,709億円(同6.4%増)であり、全体の19.0%となっている。  一方、技術輸入による支払額は、7,105億円(同0.7%増)とほぼ横ばいとなっており、そのうち情報通信産業は、4,223億円(同7.6%減)であり、全体の59.4%を占めている。技術貿易額全体では、輸出超過であるのに対して、情報通信産業では輸入超過となっている。  また、情報通信産業の中では、情報通信機械器具製造業が技術輸出額・技術輸入額ともに最も大きな割合を占めている(図表4-6-2-1)。 図表4-6-2-1 技術貿易額の割合(平成19年度) 総務省「平成20年科学技術研究調査」により作成 http://www.stat.go.jp/data/kagaku/2008/index.htm 2 技術貿易額とは、外国との間におけるパテント、ノウハウや技術指導等の技術の提供(輸出)又は受入れ(輸入)に係る対価受取額(対価支払額)のこと