3 放送サービスの利用状況 (1)加入者数 ●平成21年度の放送サービスの加入者数は、地上放送(NHK)、NHK-BS放送、WOWOW、110度CSデジタル、ケーブルテレビについては前年度より増加 ア 総論  平成20年度の放送サービスへの加入状況についてみると、CSデジタル放送を除いて、各放送サービスの加入者数は増加している(図表4-4-3-1)。 図表4-4-3-1 放送サービスの加入者数 社団法人電子情報技術産業協会資料、日本ケーブルラボ資料、NHK資料及び総務省資料により作成 イ NHKの受信契約数  平成20年度末のNHK受信契約数は3,820万件(対前年度比1.1%増)であり、うち地上契約数(普通契約及びカラー契約)が2,420万件、衛星契約数が1,399万件、特別契約数が1万件となっている(図表4-4-3-2)。 図表4-4-3-2 NHKの放送受信契約数・事業収入の推移 総務省資料により作成 ウ ケーブルテレビの加入者数等  ケーブルテレビについて、自主放送を行っている許可施設(設置許可を受けたケーブルテレビ施設をいう。以下同じ。)をみると、平成21年度末の加入数は約2,471万世帯(対前年度末7.4%増)、世帯普及率は約46.7%(対前年度末2.7ポイント増)となっており、順調な発展を遂げている。  なお、デジタル化されたケーブルテレビ施設は、テレビジョン放送サービスのほか、インターネット接続サービス及びIP電話サービスといういわゆるトリプルプレイサービスを提供する地域の総合的情報通信基盤となっており、ケーブルテレビ網を利用したインターネット接続サービスは、平成20年度末時点で379社が提供し、契約数は、410.8万件(対前年同期比6%増)となっている(図表4-4-2-3)。