(6)青少年のインターネット利用 ●フィルタリングソフト・サービスの認知・利用状況は低調であるものの、出会い系サイトによる18歳未満の被害状況は前年に引き続き大幅に減少  出会い系サイトによる18歳未満の被害件数は、平成19年までは1,100件前後で横ばいであったものの、22年は251件と20年、21年に続き減少している。また、被害者に占める18歳未満の割合は64.0%と、前年から18.7ポイント減少している(図表4-1-2-12)。 図表4-1-2-12 出会い系サイトによる18歳未満の被害状況 警察庁広報資料「平成22年中の出会い系サイト等に起因する事犯の検挙状況について」により作成 http://www.npa.go.jp/cyber/statics/h22/pdf02.pdf  18歳未満の子どもがいる世帯におけるフィルタリングソフト・サービスの認知状況をみると、「よく知っている」「聞いたことはある」を合わせると、パソコンでは79.6%(前年から3.0ポイント減)、携帯電話では、74.4%(前年から5.4ポイント減)となっている(図表4-1-2-13)。 図表4-1-2-13 フィルタリングソフト・サービスの認知状況 (出典)総務省「平成22年通信利用動向調査」 http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html  フィルタリングソフト・サービスの世帯における利用状況については、パソコンでは前年から4.5ポイント減の15.4%となっている一方、携帯電話では前年から20.1ポイント減の32.1%となっている(図表4-1-2-14)。 図表4-1-2-14 フィルタリングソフト・サービスの利用状況 (出典)総務省「平成22年通信利用動向調査」 http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html