(3)三大都市圏への人口集中と過疎化の進展  三大都市圏の人口が総人口に占める割合をみると、三大都市圏が総人口に占める割合は、従前から一貫して増加傾向にある。特に、その多くが東京圏のシェア上昇分である(図表1-2-1-7)。  一方で、過疎化が進む地域をみると、同地域全体の平均の人口は2005年(平成17年)の約289万人から2050年(平成62年)には約114万人に減少すると推計され、減少率は約61.0%と見込まれる(図表1-2-1-8)。これは、全国平均の人口減少率(約25.5%)を大幅に上回る。  このように、我が国においては、三大都市圏への人口集中と過疎化の進展が並行して進むことが想定される。 図表1-2-1-7 三大都市圏及び東京圏の人口が総人口に占める割合 (出典)国土交通省国土審議会政策部会長期展望委員会「国土の長期展望」中間とりまとめ 図表1-2-1-8 過疎化が進む地域の人口推移 (出典)国土交通省国土審議会政策部会長期展望委員会「国土の長期展望」中間とりまとめ