(1)産業別にみたICT利活用状況  まず、各産業におけるICT利活用の深化状況について、分析を行った。具体的には、企業におけるICTに関連する基盤整備やサービス・ツールの利活用状況について、5カテゴリー、19問で尋ねた(図表1-4-6-1)。 図表1-4-6-1 産業別 ICT利活用状況 (出典)総務省「ICTが成長に与える効果に関する調査研究」(平成24年)  すると、全体としては、ホームページの開設等情報発信・共有ツールの導入、パッケージソフトの導入等基盤ICTの導入については、一定の利活用がなされている。それに対して、ネットワーク化については、部門内においても39%にとどまっており、企業間のネットワーク化まで至っているのは、13.9%に過ぎない。また、SaaSの利用等ユビキタス・クラウドの導入、モバイルソリューションの利用等先端ツールの活用については、利活用が進んでいないことがわかる。  また、産業別の傾向を見るために偏差値化を行ったところ、「情報通信」、「製造」、「商業・卸売・小売」とそれら以外の産業とでICT利活用の進展が二極化している傾向がうかがえる。