(2)企業ホームページの普及 企業の対外情報発信の手段として、ホームページの開設も進んだ。総務省「通信利用動向調査」によると、インターネット黎明期の1995年では、インターネットを利用する企業は11.7%にすぎず、それらの中でホームページによる情報提供を行う企業は24.0%にすぎなかった。しかし翌1996年には企業のインターネット利用率が50.4%に急上昇し、インターネット利用企業のうち、ホームページによる情報提供を行っている企業も39.6%に上昇した(図表2-1-2-2)。 2000年代になると、企業のインターネット利用率は100%近くなり、インターネット利用企業でのホームページ開設率も2001年で77.7%、2005年には85.6%に達した(図表2-1-2-3)。