(6)映像・音声・文字情報制作業20 ア 売上高の状況 ●2016年度売上高は2兆9,686億円 映像・音声・文字情報制作業の2016年度売上高は2兆9,686億円(前年度比5.1%増)であり、1企業当たりの売上高は40.4億円(前年度比0.2%減)となっている。1企業当たり売上高を業種別にみると、新聞業が最も多く、レコード制作業、映画・ビデオ・テレビジョン番組配給業の順となっている(図表5-1-5-14)。 図表5-1-5-14 業種別企業数と売上高(アクティビティベース) (出典)総務省・経済産業省「平成29年情報通信業基本調査」 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/29kihon_report.html イ 課金システムの状況 ●定額制の課金システムの割合が拡大 映像・音楽の配信に係る課金システムをみると、「定額制」が36.8%(前年度差横ばい)と最も高く、次いで「定額制と従量制の組み合わせ」が30.1%(前年度差1.9ポイント低下)となっている。広告モデルによる無料配信の比率(前年度差2.1ポイント上昇)が高まっている(図表5-1-5-15)。 図表5-1-5-15 映像・音楽の配信に係る課金システム(出典)総務省・経済産業省「平成29年情報通信業基本調査」 http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/29kihon_report.html 20 情報通信業基本調査のうち、各業種固有事項調査票(映像・音声・文字情報制作業)に回答した734社について集計したもの。