2 最先端の社会全体のICT化実現に向けた研究開発の強化 (1)IoT共通基盤技術の確立・実証 本格的なIoT社会の到来により、2020年代には約350億台のIoT機器が接続されることや、現在の約3倍の通信量(トラヒック)となることが予測されており、通信量の一層の増大等への対応が課題となっている。多様なIoTサービスを創出し、膨大なIoT機器による多様なサービスの接続ニーズに対応するため、総務省は、平成28年度から、膨大な数のIoT機器を迅速かつ効率的に接続する技術、異なる無線規格のIoT機器や複数のサービスをまとめて効率的かつ安全にネットワークに接続・収容する技術等の共通基盤技術の研究開発を実施するとともに、産学官連携による推進体制である「スマートIoT推進フォーラム」と連携し、国際標準化を推進している。