●2017年度の売上高は、2兆5,613億円
インターネット附随サービス業の2017年度売上高は2兆5,613億円(前年度比1.2%増)であり、1企業当たりの売上高は48.4億円(前年度比2.1%増)となっている。売上高をサービス別にみると、「ウェブコンテンツ配信業」、「ショッピングサイト運営業及びオークションサイト運営業」、「クラウドコンピューティングサービス」の順となっている((図表3-1-6-13)。
2010年度から2017年度の推移について見てみると、売上高は2012年度に一度落ち込んだものの、増加傾向にある。一方で、企業数は2013年度がピークとなっている。
●情報ネットワーク・セキュリティ・サービス、情報処理・提供サービスを展開したいと考えている企業が増加
今後新たに展開したいと考えている事業分野について、回答企業の割合が大きかったものは「クラウドコンピューティングサービス」が15.4%(前年度差4.3ポイント低下)、「ウェブコンテンツ配信」が15.4%(前年度差2.6ポイント低下)、「情報ネットワーク・セキュリティ・サービス」が14.9%(前年度差3.4ポイント上昇)となっている。(図表3-1-6-15)。
29 情報通信業基本調査のうち、各業種固有事項調査票(インターネット附随サービス業)に回答した529社について集計したもの。