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第2部 基本データと政策動向
第7節 ICT研究開発の推進

(2)異能(Inno)vationプログラム

ICT分野において、破壊的イノベーションの種となるような技術課題への挑戦を支援する「異能(Inno)vationプログラム」を実施している。本プログラムの目的は、ICT分野において破壊的な地球規模の価値創造を生み出すために、大いなる可能性があるが奇想天外で野心的な課題への挑戦を支援することである。そのため、野心的な目標設定に対し、革新的なアプローチによる挑戦を奨励している。また、実現への道筋が明確となるような価値ある失敗を高く評価することとしている(図表4-7-3-1)。

図表4-7-3-1 異能vationプログラムのスキーム

2018年度(平成30年度)は、11,420件の応募があり、「破壊的な挑戦」部門については11名の最終選考通過者が果敢に技術課題への挑戦を開始し、また、協力協賛企業の協力の下「ちょっとした、けれども誰も思いついたことのないような面白いアイデア」、「自分でも一番良い使い方が分からないけれど、こだわりの尖った技術」、「自らが発見した実現したい課題」を表彰する「ジェネレーションアワード」部門については業務実施機関や協力協賛企業等が主催した「OPEN 異能(inno)vation 2018」イベント(2018年(平成30年)10月24日)において39件の表彰等が行われた(図表4-7-3-2)。併せて、応募提案者と協力協賛企業とのマッチング等を実施し、社会展開への機会を促進している。

図表4-7-3-2 「OPEN 異能(inno)vation 2018」イベントの様子
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