昭和48年版 通信白書

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3 放送の受信状況

 NHKが47年6月に行った全国聴視率調査によれば,テレビジョン放送(NHK及び民間放送)に対する国民の接触率(テレビを少しでも見た人の割合)は,平日94.4%でほとんどの国民が毎日何らかの形でテレビジョン放送を見ていることを示している。また,視聴時間は1日平均平日3時間6分に及んでいる。一方,ラジオ放送に対する国民の接触率は平日30.3%であり,テレビジョン放送に比較して国民の接触率は低く,聴取時間も少ないが,ラジオ放送はその長い歴史に支えられてなお国民の間に親しまれている(第3-5-9表,第3-5-10表及び第3-5-11表参照)。
 NHKの受信契約数は第3-5-12表のとおり逐年増加し,47年度末現在普通契約880万2,517件,カラー契約1,563万946件,合計2,443万3,463件となっている。なお,47年3月を境にカラー契約数が普通契約数を上回り,以後毎月カラー契約数は増加し,普通契約数は減少の傾向をたどっている。

第3-5-9表 NHK及び民間放送のテレビ・ラジオ接触パターン(全国,7歳以上の国民)

第3-5-10表 NHK及び民間放送のテレビ視聴時間量(全国,7歳以上の国民)

第3-5-11表 NHK及び民間放送のラジオ聴取時間量(全国,7歳以上の国民)

第3-5-12表 NHKの受信契約数の推移(各年度末現在)

 

 

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