昭和55年版 通信白書

本文へジャンプ メニューへジャンプ
トップページへ戻る
操作方法


目次の階層をすべて開く 目次の階層をすべて閉じる

2 国際公衆電気通信事業

(1) 収支状況
 国際電電の54年度決算は,総収入1,476億円,総支出1,308億円で収支差額168億円となっている。
ア.営業収入
 営業収入は1,412億円,対前年度比178億円,14.4%(昨年度の伸び率は15.3%)の伸びとなった。
 収入の大部分は,電話料,加入電信料及び電報料収入で占められ(営業収入に占める割合は85.8%),そのうち電話料及び加入電信料については,利用度数の順調な伸びに支えられ着実な上昇を示している。
イ.営業費用
 営業費用は1,088億円で対前年度比66億円,6.5%(昨年度の伸び率は14.6%)の増加となった。その主なものは労務費435億円(構成比40.0%),減価償却費130億円(同11.9%)等である。
 最近5か年間の収支状況の推移は第2-2-24表のとおりである。
(2) 資産及び負債・資本の状況
 国際電電の54年度末における資産総額は1,979億円となり,発足当時(33億円)の約60倍の規模に達している。
 なお,54年度末における貸借対照表の概要は第2-2-25表のとおりである。

第2-2-24表 国際電電の収支状況の推移

第2-2-25表 国際電電の賃借対照表(55年3月31日現在)

 

 

第2部第2章第4節1 国内公衆電気通信事業 に戻る 第2部第2章第5節 防災対策の現状 に進む