昭和55年版 通信白書

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第5節 防災対策の現状

 我が国の加入電話は,今や3,700万を超え日常生活にとって必要不可欠な存在となっており,一時的な停止といえども電気通信の途絶は大きな社会的混乱を招くことになる。
 殊に地震,風水害等,天災の多い我が国では,このような非常時にこそ,電気通信の果たす役割は極めて大きい。
 43年の十勝沖地震を契機に総合的な防災対策が講じられるようになり,さらに46年のロス・アンゼルス地震,47年の集中豪雨等の教訓を加味し,非常災害時の通信確保のために種々の対策が強力に推進されている。

 

 

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