昭和55年版 通信白書

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2 周波数分配

 周波数帯又は周波数を固定業務,放送業務等の各無線通信業務に対して配分することを周波数分配といい,各国は周波数を使用する場合,国際電気通信条約附属無線通信規則に定める周波数帯分配表に従わなければならない。
 なお,特定の業務に対しては世界的な周波数計画が定められており,その主なものは次のとおりである。
[1] 4MHz〜27.5MHzの海上移動業務の周波数区域分配計画(1951年制定,1967年,1974年改正)
[2] 2.85MHz〜22MHzの航空移動業務の周波数区域分配計画(1951年制定,1966年,1978年,1979年改正)
[3] 第1/第3地域における長・中波放送業務に関する周波数割当計画(1975年制定)
[4] 12GHz帯放送衛星業務に関する周波数割当計画(1977年制定)
 我が国では国際分配を基礎とし,これに国内事情を考慮して周波数分配を定めている。

 

 

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