昭和57年版 通信白書

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2 国際公衆電気通信事業

(1)収支状況
 国際電電の56年度決算は,総収入1,712億円,総支出1,575億円で収支差額137億円となっている。
 ア.営業収入
 営業収入は1,650億円,対前年度比170億円,11.5%(前年度の伸び率は4.8%)の伸びとなった。
 収入の大部分は,電話料,加入電信料及び電報料収入で占められている(営業収入に占める割合は87.0%)。
 イ.営業費用
 営業費用は1,362億円で対前年度比162億円, 13.5%(前年度の伸び率は10.3%)の増加となった。その主なものは,労務費528億円(構成比38.8%),減価償却費190億円(同13.9%)等である。
 最近5か年間の収支状況の推移は,第2-2-28表のとおりである。
(2)資産及び負債・資本の状況
 国際電電の56年度末における資産総額は,2,328億円となり,発足当時(33億円)の約71倍の規模に達している。
 なお,56年度末における貸借対照表の概要は,第2-2-29表のとおりである。

第2-2-28表 国際電電の収支状況の推移

第2-2-29表 国際電電の貸借対照表(56年度末現在)

 

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