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第2節 基礎技術1 大規模集積回路
大規模集積回路は,コンピュータ,通信機器など電気通信技術全般にわたる各種装置の小型軽量化,経済化,高信頼化に大きく貢献することが期待され,その高集積化のための研究開発が進められている。現在,64kbのLSIメモリの情報処理装置への導入が推進されており,さらに,電電公社においては,256kbのLSIメモリの試作が行われ,量産化技術についての検討が進められている。また,20Kゲイト規模のプロセッサ等VLSIの開発が進められるとともに,ディジタル通信用諸装置への適用を目的とした通信制御用LSI,ファイル制御用の論理LS<1>等の導入が進められている。
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