昭和59年版 通信白書

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16 簡易無線業務用

 筒易無線業務は,「国民共有の財産である電波を広く一般市民に開放する。」という方針の下に,事業用に限らず,個人が日常生活に必要な簡易な連絡を,無線によって行うことができるよう制度化されたものであり,一般簡易無線局,パーソナル無線及び50GHz帯の電波を使用する簡易無線局に区別される。一般簡易無線局は,主に業務用に使用され,全国的に普及している。また,パーソナル無線は,一般市民が手軽に,混信に悩まされることなく使用することができ,スポーツ,レジャー,個人的用務への利用等広範囲の使用が可能である。50GHz帯を使用する簡易無線局は,音声だけでなく,データや画像の短距離間伝送を手軽に行うことができる簡易無線局であるが,この無線局は,道路や河川等を隔てた地点間におけるデータ伝送や工事現場における画像伝送等広範囲な利用が可能である。

 

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