昭和59年版 通信白書

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5 二国間の科学技術協力協定等に基づく国際協力

人類が直面する諸問題解決の鍵として,科学技術協カもその重要性が認識されてきている。また,世界の英知を結集し,共通の目標に向かって各国の研究開発資源を国際的なレベルで有効かつ効率的に活用しようとする科学技術協力の必要性も増大している。
 こうした認識のもと,我が国は,58年度末現在16か国と科学技術協力協定ないし取極等を締結している。
 58年度においては,各国との間で定期会合を開催したのに加えて,我が国が提唱した日本・アセアン科学技術関係閣僚会議を東京において開催し,科学技術協力の観点から両者の関係を一層深めることに成功した。
 各国との具体的な協力内容としては,特にVLBI(超長基線電波干渉計)を使っての共同観測について,米国との間で実験を開始する一方,同様のテーマでオーストラリア,中国との間でも協力の進展をみている。

 

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