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総務省モデル事業の取組事例

2020年1月現在

パターン(3)

下北山村「森で育む学生拠点創造プロジェクト」
~都市部の学生による地域資源を活用した課題解決型関係人口創出・拡大事業~

奈良県下北山村

下北山村「森で育む学生拠点創造プロジェクト」~都市部の学生による地域資源を活用した課題解決型関係人口創出・拡大事業~ 写真

下北山村は約92%が山林に囲まれています。豊かな自然の中で、柔軟な発想を持ち課題に前向きに取り組む都市部の学生の挑戦を応援してください!

事業概要

都市部の学生が地域住民との交流を通じて、空き家を改修し拠点を創ることで、継続的に下北山村と関わりを持つ事業です。

事業の目的・背景

下北山村では移住・定住施策の位置づけで、「関係人口創出事業」に取り組んでおります。平成28年度から奈良県、ソーシャルマガジンソトコトと連携し「奈良・下北山むらコトアカデミー」を開講し、都市部から村に継続的に関わる機会を創出することで多様な関わり方を受け入れています。本講座の受講生から、村と学生が継続的に地域と関わる仕組みを作りたいという提案を受け、村の課題でもある、山林資源の活用と空き家問題に取り組むことになりました。地域住民との関わりを大切にし、学生の柔軟な発想を取り入れることで地域活性化と「頑張る学生」に共感する都市部の住民をターゲットに関係人口創出に取り組みます。

取組の内容

関係人口創出事業である「奈良・下北山むらコトアカデミー」3期生の大学生を関係案内人とし、都市部の大学生で構成する「学生団体まとい」が村で活動する拠点を創出する。その拠点は「集いの場」、「学びの場」として地域住民と都市部の人々が継続的な関わりを生む施設として活用する。

【具体的な取り組み】
①地域住民とのコミュニケーション

地域イベントへの参加や地域住民への活動報告会を実施し、学生団体のPR活動や交流を深める機会を設ける。

②空き家リノベーション

地域の課題である空き家の活用に取り組む。DIYによる解体や改修をすることで、建物や地域への愛着を深めると共に、学生同士の連帯感や主体性を育む。

③地域資源の活用

DIYに使用する木材がどのように育ち、加工され、製品として出来上がるかを、森の調査や伐倒、搬出、製材現場を見学することで学びを深める。

実施体制

事業実施主体 下北山村
関係案内人 むらことアカデミー生
地域人材 空き家改修経験者、地域づくり請負人、地域おこし協力隊等
地域団体 空き家改修資源の調達のための林業系団体や資源を製品にする林産加工所、改修作業を行う人材等(自伐型林業グループ、林産加工施設、NPO法人「サポートきなり」・ボランティア団体「しもまる」等)
学生団体 地域に関心のある学生(地域政策学科、建築学部、デザイン学部、農学部等)
森で育む学生拠点創造プロジェクト
地域づくり人材の発掘・育成・空き家の活用
下北山村「森で育む学生拠点創造プロジェクト」~都市部の学生による地域資源を活用した課題解決型関係人口創出・拡大事業~ 関係人口拡大組織図

下北山村役場 地域創生推進室

スケジュール

説明会 2019年8月上旬
現地プログラム 2019年8月下旬
空き家改修 解体 2019年9月上旬
空き家改修 仕上げ 2020年2月上旬

連絡先

担当部局名
水本昌志
担当部局連絡先
TEL:07468-6-0001
メール:kikaku*vill.shimokitayama.lg.jp
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